98年7月25日、西土佐村は「フェスティバル西土佐」の最中でしたが、突如として襲われた豪雨により、近年まれにみる大災害となりました。最大時間雨量約70mm、連続雨量400mmという大雨で村内の中小河川があちこちで氾濫し、土石流、崖崩れ、護岸流失、道路斜面崩壊、地滑りと大きな被害にみまわれました。あちこちで村道が通行止めとなり、今なお通行が自由にできない地域があります。この時の雲が後の新潟での豪雨も引き起こしました。本当に今年の雨はすごかった。
藤ノ川藤の井での土石流。復旧にかなり時間がかかりました。
用井寿荘上の擁壁にクラック(ひび)。上部斜面の地滑りによるもの。
98年9月7日現在でも、崩壊のおそれがあるため通行時間制限がされています。
本村保育所前の川。対岸の農地と橋が流失。
江川平野橋より下流。まさかここまで水があがるとは。
村道滝ノ奥線が決壊。もし通行者がいたら・・・